子犬を飼うときに役立つ7つの準備すべきこと

2020/06/24

子犬 飼う

さあ、晴れて子犬を飼い始めたら、あなたの生活はがらりと変わることになります!

自分が何をしているのか、何をすべきなのか、何に夢中になっているのかよくわからなくて睡眠不足になっている?心配することはありません!

ここでは、初めて子犬の飼い主になるために準備しておくことを7つにまとめてご紹介します。

子犬を飼うための7つの準備

ペット用品

ペット用品をまだ購入していない場合は、子犬が生涯使うことになる用品ですから、子犬のために良質なものを選びましょう。

陶器またはステンレス製の食器、上質な革製のリード、柔らかい革製の首輪、どれも支出に見合う大きな価値があります。伸縮リードは、コントロールが効かず危険ですので、安全を最優先し、使わない方が無難です。

読み物

「褒めて伸ばすトレーニング」の本を買いましょう。子犬は、今すぐにでも学び始める準備ができています!

楽しく、ハッピーに、そして何よりポジティブに取り組みましょう!そうすれば、素晴らしい結果がついてくるはずです。

クレート/犬用のケージ

クレートまたは犬用のケージ(サークル)も買いましょう。

クレートやケージは残酷なものではありません。トイレトレーニングのためのアイテムとして、活発な小さい子供たちから離れられる場所として、家の中で様々な役割を果たすことができます。お仕置きとして使用することは良くありませんが、むしろ、巣穴に住むという犬の本能を満足させる安息所となります。かわいい素敵な毛布をクレートの中に入れてあげましょう。子犬は、自分は天国にいるかと勘違いするほど居心地が良くなりますよ!

クレート内での短時間のトレーニングから始めて、子犬をクレート内におびき寄せるごちそうを与えてください。おそらく、最初は、子犬は泣き叫び、遠吠えし、悲鳴を上げるでしょう。ですが、決して反応してはいけません。

どんな注意や、厳しい「ダメ!」という叱り声も自分が注目されている!と子犬を勘違いさせる要因となります。クレートの中で1分ほど静かに休ませた後、外に出してたっぷりと褒めてあげて、もう一度同じことを繰り返してください。子犬がクレートに入る時間を延ばし続ければ、すぐにクレートに走って入るようになります。

そして、適切なクレートトレーニングを受けた犬でしばしば起こるように、クレートの扉が開いたままになっていると、安心感と静けさを望んで自らクレートの中に入り込むようになります。クレートは、車での移動時の保護と安全性の確保にも便利なアイテムです。

子犬用セーフルーム

ベビーゲートやペットゲートを幾つか購入して、最初の頃は子犬に入ってほしくない部屋に出入りできないようにします。(少なくとも、子犬のトレーニングが終わるまでは。)

子犬を24時間監視することはできませんので、子犬が過ごす「子犬用セーフルーム」を設けるのがお勧めです。その部屋には、おもちゃをいくつか置き、クレートやベッド、水飲み場なども設置します。

ルーティン、ルーティン、ルーティン!

一貫性を保ち、子犬にとってのルーティンを確立しましょう。これには、家の他の家族も参加する必要があります。

子犬は子供によく似ているため、期待される行動に一貫性を持ち、給餌、遊び時間、トレーニング、トイレタイムのルーティンを確立することで、子犬は安心でき幸せな気持ちになります。

トイレトレーニング

トイレのしつけといえば、初心者の子犬の飼い主にとって最も頭を悩ます難問です。

子犬は12週齢までは膀胱を自分でコントロールすることができないため、粗相をする可能性があります。しかし、子犬の様子を根気強く観察し、トイレのタイミングを逃さずトイレの場所に誘導して、成功した時にたくさん褒めてあげれば子犬は必ず覚えてくれるはずです。

子犬がトイレをするタイミングの目安となるのは、朝または昼寝後に最初に起きたとき・食事の後・遊び時間の後です。このタイミングで、トイレの場所に誘導しましょう。ある程度トイレを覚えたら、就寝前に誘導するのも粗相を防ぐ方法です。

ここからは、クレートやケージが一番のお助けアイテムになる時です。子犬を一頭で家に置いておく必要がある場合、2-3時間以内なら、留守中はクレート内に入れてください。

子犬はベッドを汚したくないために、膀胱をコントロールしてトイレを我慢します。留守番が終わったら、クレートから出してトイレに誘導すれば成功率が高まります。クレートに入れておくことで、子犬の「噛みたい!」という衝動も抑えることができます。危険なものや噛まれたくないものを噛んでしまう惨事を避けるためにもクレートを活用しましょう。

子犬のためのフード選び

あなたの子犬のための最高品質のフードを与えましょう。最高品質のフードを与えることは、子犬の健康と長生きへの大きな投資となります。

より高品質なフードを与えることで、生涯を通じて動物病院への通院回数が少なくなるでしょう。

おやつも、同じことが言えます。にんじんやブロッコリーなどの自然の食材か、健康に良い原材料を使用した高品質な市販のおやつを与えましょう。子犬が太りすぎないためには、ごはんを用意する際、ごはん以外に与えるおやつのカロリーを考慮してください。

また、おやつは1日のカロリー摂取量の10%以下に抑えるようにしましょう。

トレーニング・他の子犬との交流

「お座り」、「伏せ」、「おいで」などの基本的なコマンドを子犬に教えてくれるしつけ教室を活用しましょう。何よりも、子犬にとっても他の子犬たちと交流する機会ができます。

最初の数か月は、他の子犬たちとの交流は不可欠です。多くの新しい経験や人々に触れる機会を設けてあげましょう。ただし、まだ幼い子犬ですから、そのような機会は徐々に増やしていくようにしましょう。そのような新しい体験は楽しく、やりがいのあるものにしてあげましょう。

ドッグランによくいる犬の中には、しっかりと社会化されていなかったり、犬としてのマナーが備わっていなかったりする犬もいますので、ドッグランは子犬の社交化トレーニングをするのに適した場所ではありません。

ドッグランにいる飼い主たちも、自分たちの犬をしっかり見ていない場合もあります。子犬が幼いときに「かわいい」と思われるような行動は、成犬になったときには実に迷惑であるか、危険となりうる可能性さえあることを覚えておきましょう。

飛びかかったり、呼ばれていないのに膝の上に乗ってきたりするような行動は、後々問題行動となる可能性があります。手懐けられることが楽しいことなのだと、子犬の頃から教えるようにしましょう。例えば、歯磨き中におとなしくできる犬になるために子犬の口の中を見たり、歯茎に指をかけたり。グルーミングに慣れさせるために体に柔らかいブラシをかけたり。爪のお手入れに慣れさせるためにたびたび足を抑えるようにしてみたり。

のちに、獣医さんに感謝されるような飼い主になれますよ。

まとめ

必須アミノ酸

これらは、新しい家族を迎える上で知っておくべきことのほんの一部です。たとえ失敗ばかりで答えがわからなくなったとしても、自らの良識と愛を信じて行動すれば、間違った道に進むことはないでしょう。子犬期は一瞬で過ぎてしまいますから、何よりその時期を楽しみましょう!

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この記事を書いた人

なつ インポートマネージャー

「ペットに携わる仕事がしたい」の一心で、2年前に異業界からグローバルペットニュートリション㈱に転職。子供の頃に家にいたセキセイインコとは、友達のように喜怒哀楽を共有して一緒に育った。 学生時代の4年間をアメリカのイリノイ州で過ごす。趣味はテニスで、身体を動かすことが好き。 将来は、人間の家族と犬と一緒に朝活ランニングすることが小さな夢。

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